4年という時間から生まれた、 nonnotteのヘビーブロード
シャツを選ぶとき、私たちはつい「軽さ」や
「柔らかさ」「繊細さ」に目を向けがちです。
けれど、nonnotteがシャツのために提案する
オリジナル素材
“Clear Heavy Broadcloth”には、
一般的なシャツ地とは少し違う魅力があります。
使用されているのは、
オーガニックの超長綿を用いた
35番手という太番手の糸。
静岡県のカネタ織物と共同で
開発されたこの素材は、、、
実に4年もの時間をかけて完成しました。
紡績の確立に2年
そこから実際に
織り上げるまで、さらに2年
通常の展示会サイクルとは
まったく異なる時間をかけてまで、
nonnotteが追い求めたのは、
これまで世の中に存在していなかった
「番手設計」のブロードクロスでした。
美しさと、日常性
nonnotteが目指したのは、
相反するように思える二つの要素。
ノーアイロンで羽織っても成立する品格。
そして、日常で気負わず着ることのできるタフさ。
高級な原綿を使った細番手のシャツは、
確かに美しい。
けれど、一度着ると強くシワが入り、
ケアの負担から次第に
手が伸びなくなってしまう。
一方で、太番手の糸だけで織れば、
今度はカジュアルに寄りすぎてしまう。
その間にある、絶妙なバランス。
それを実現するために、
太番手でありながらドレスシャツに
匹敵する密度で織り上げるという、
難しい挑戦が始まりました。
「シワ」は、この素材の表情
綿100%。
だから、もちろんシワは入ります。
けれどnonnotteは、
この素材に現れる太番手特有の凹凸のあるシワを欠点ではなく
“表情”のひとつとして捉えています。
細番手のシャツでは生まれない、
無骨でありながらどこかしなやかな表情。
アイロンをかけて完璧に整えるのではなく、
自然に生まれるシワも含めて
スタイルとしていく。
その変化こそが、
この素材の魅力なのかもしれません。
実際にデザイナー自身も、
ノーアイロンでこの素材を着用しているそう。
「それでもいい素材だと思う」
と語るその言葉からも、
この生地に対する確かな自信が感じられます。

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技術と、ものづくりへの信頼
この素材を織り上げたのは、
世界的にも希少な超高密度織機を扱い、
太番手の糸を限界まで
打ち込む技術を持つカネタ織物。
nonnotteは長くその技術と
ものづくりの姿勢に信頼を寄せてきました。
今回の“Clear Heavy Broadcloth”も、
今シーズンのためだけに
つくられたものではありません。
「この瞬間」に向けて、
4年前からつくり続けてきた大切な生地。
そこには、素材からブランドの核をつくっていく
nonnotteの姿勢が表れています。
一見すると、とてもシンプルなシャツ。
けれど、その一枚の中には、
糸の選定、織機、密度、時間、
そしてつくり手の試行錯誤が積み重なっています。
着るほどに馴染み、
シワさえも自分のものになっていく。
きれいすぎない。けれど、品がある
そんな絶妙なバランスを持つ
“Clear Heavy Broadcloth”は、
nonnotteが考えるこれからのシャツを
象徴する素材のひとつなのです。


進化を続ける
Oversized Shirt
肩から袖へ流れるラインと、
たっぷりとした分量感はそのままに、
今季は全体のバランスを改めて調整しました。
身体から少し離れて空気を含むことで、
素材の表情とドレープが美しく現れます。
オープンカラーの仕様や、
緩やかにラウンドした裾。
オーバーサイズでありながら、
ただ大きいのではなく、
身体の上で立体的に収まるシルエットに
仕上げられています。
開けて着ても、閉じて着ても形が崩れない。
歩いたときや風を受けたときには、
裾や生地が自然に踊る…
そして何より、
「日常の中で繰り返し手に取れること。」
「それでいて着たときには、
きちんと美しく見えること。」
その二つを両立させることが、
このシャツのテーマ。
定番でありながら、少しずつ設計を見直し、
理想の形へ時間を掛けながら近づいていく。
素材も、シルエットも、
着る人の日常とともに進化していく。
その成長過程にまた今日も
ひとりひとりの愛用者が携わっていく、、
そんなnonnotteのものづくりを
感じていただける一枚です。




